2012年 01月 15日
永遠の0
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永遠の0
百田 尚樹
講談社
ダンナから強く勧められて読んでみた。
特攻隊のお話といえば、以前読んだ「出口のない海」。
相当なショックを受けたんだけど
この作品からも、結構な衝撃を受けた。
悲しいというより、もぉ切なくて切なくて泣けた。
みんながみんな「お国のために」とか言って特攻も喜んで志願した
なんて、本当はそうじゃなかったんだ・・・・と。
みんなそれぞれに家族がいて、家族のもとに「生きて還りたい」と思うのは
当然のことだと思う。
でも、その想いは決して口にしてはいけないような環境で・・・・
人からどう思われようが、どう言われようが
自分の信念を曲げることなく
家族のために生き抜こうとした、宮部久蔵という人。
そして驚愕のラスト。
by chibis2
| 2012-01-15 18:13
| 小説・ヒューマン